わが国では、本格的な高齢化社会を迎え、お年寄りに対する介護が大きな社会問題になっています。いま、介護を必要とされるお年寄りの年代は、戦争を経験し ながらも日本の繁栄の礎を築いてきた方たちに他ならないのです。しかし、そのような時代を生き抜いてこられたお年寄りの介護の現状は、必ずしもいい環境の もとに置かれてるとは言い切れません。介護の問題は、介護をされる側、する側双方にとって重く、その負担は計り知れないものがあります。当社は厳しい介護 現場での負担を少しでも減らすべく、せめて臭いだけでも解消できればと、平成13年より、愛媛県主催によるタオル繊維業界異業種交流において、紡績メー カー数社と医療機関のご協力のもと、新製品開発を手掛けてまいりました。そして、この度、臭気成分の吸着による変色機能をもった繊維を使い、効果を目で確 認できる消臭肌ふとん、消臭タオルケット等の繊維製品の開発に成功し、実用新案登録の取得を行うことが出来ました。介護の空間が、家族みんなが集える場所 であるために、皆様のニーズにお答えできるリーズナブルな商品展開を図ってまいります。